2010年02月11日

鳩山首相の「知らなかった」は通らない!

 鳩山首相は母親からの資金贈与について自分は全く知らなかったと繰り返し弁明した。知っても知らなくても起こっていたことは大金の贈与である。これに間違いないのであり、自分が知らなくても結果として脱税行為を行っており、罪を犯したことになる。

 例えば、家族が突然大病を患い病院に入院した。それを出先で聞いたので自分が車を運転して大急ぎで駆けつけているところをスピード違反で捕まった。自分は家族が大変なことになり、急いでいたのでそんなにスピードが出ているとは全く知らなかったと弁明しても、それは全く通らないことなのだ。自分が制限速度を超えていることを知らなくても、制限速度を超えていれば、間違いなくスピード違反である。罪を犯したことになる。

 鳩山首相は国会答弁で母親が「そのことは何も云うな」と云ったとのことであった。この言葉の意味は、すべて知らなかったことにしておけとの母親の言葉とも受け取れる。知っていて知らない振りを貫き通したとしても、それは知っていて罪を犯したと全く同じであることを知らなくてはならない。

 少なくとも一国の首相の弁明としてはあってはならないものである。これを契機に今後多くの人が、知らなかった悪意がなかったと云って犯罪を犯すことがあってはならない。
   

Posted by mc1340 at 19:00Comments(0)TrackBack(0)政治問題

2010年02月05日

小沢幹事長は民主党の今後のために辞任すべきだ!

 小沢幹事長は自分は潔白だ、法に触れることをしていないと主張してきた。これはザル法としての政治資金規正法には抵触しないということだけのことである。政治家の知らないところとで秘書が裏献金やら政党助成金の私物化などで集めた大金を秘書に資金洗浄させ、これを隠して、結果として秘書が不実記載により政治資金規正法に抵触することになった。
 秘書は小沢幹事長の裏で集めた政治資金を不正に扱ったということで逮捕された。鳩山首相の「秘書の責任は政治家の責任」という言を待たずに、これは秘書の責任ではなく、間違いなく小沢幹事長が集めた裏金において起こった問題であり、小沢幹事長の責任である。秘書は表にでないように裏金を処理しなくてはならなかった被害者である。
 小沢幹事長は大手建設会社から成功報酬としての献金を受け取るバックグラウンドを持っており、田中、竹下、金丸ラインの闇を引きづり続けlている。代表のときも、幹事長のときもこうした問題が起きており、今後も、またこうした問題を起こすことは十分に考えられる。小沢幹事長は政治力では評価されることはあるものの、こうした問題を常に腹蔵しているブルドーザーであり、また爆発するであろう時限爆弾を幾つも持っているのである。今後の民主党の顔として問題が深刻すぎる。小沢幹事長が留任し続ければ続けるほど民主党の首を絞めることになる。小沢幹事長は民主党の今後のために辞任すべきである。  

Posted by mc1340 at 01:00Comments(0)TrackBack(0)政治問題