2011年05月20日

バイオガソリン消費促進策を推進せよ

 遅々として進まぬ日本のバイオガソリンの消費は、環境問題であり政治問題でもある。日本のトヨタとホンダはすでにE100対応の車の技術を持ち、E100対応車をブラジルで販売している。ブラジルは国を挙げてバイオガソリン車を推進し、E100ガソリンを販売するガソリンスタンドが数多くある。ブラジルが国を挙げて、このような政策を持って取り組んでいるから実現できることである。

 日本は石油業界の推進するETBE3%販売が遅々として広がらない。石油業界の抵抗でE3ガソリンを販売するとガソリンの供給を止めるぞと脅されているようで、E3ガソリンを販売するガソリンスタンドは独立系のほんの僅かである。自民党時代ならさもありなんというところである。民主党時代になり、CO2削減に取り組むとしながらも、バイオガソリンに関して、全く進展していない。国の石油業界に対する弱腰が問題である。

 国内において種々な原材料からバイオガソリンを製造する研究が進んでいるが、このままでは、製造したバイオガソリンを使える状況にない。国の強い政策として、バイオガソリンの含有率が増えるに従い減税を行い、、E100対応車の国内販売を促進するために、E100対応車特別減税をすべきであろう。このようなバイオガソリンやE100対応車の販売促進策を、早急に実施して、環境問題解決の突破口として、CO2削減を目指してもらいたい。


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