2010年04月27日

民主政権の事業仕分けに期待する

 政官業癒着、官僚の天下りを抑制できない自民党政権時代では決してできない、また、しがらみのない民主党においてのみ可能な事業仕分けが行われている。自民党時代には利権を握る族議員がもっともらしい理由をつけて擁護し、事業仕分けはできるものではないものである。

 独立行政法人の事業仕分けを公開して行い、高額な給料・退職金の現状や無駄で意味のない業務内容を国民の前に明らかにし、テレビ放送で何度も取り上げてもらって現状をまず、国民に知ってもらうことが重要である。自民党時代にはできないことである。

 民主党議員と有識者により、事業仕分けのシステムを確立して、全独立行政法人の無駄を削減し、事業の民営化などにより独立行政法人の全廃を目指し努力してもらいたい。更に、各省庁の予算すべてに事業仕分けをして、予算削減、赤字国債依存体質を改善してもらいたい。国民はこれを民主党に求めて、政権を民主党に託したのだ。

   

Posted by mc1340 at 17:00Comments(0)TrackBack(0)政治問題

2010年04月09日

新党に望まれるものは何か?

 新党に望まれるものは何であろうか。自民党が長期政権下において政官業癒着、公共事業などへの過剰投資、官僚との癒着で天下りや特殊法人を認めてきて、財政を破綻状態に導いて来た。自民党が政権に戻ることになれば、その問題の体質により、また更に問題をかもし出すことになる。国民は自民党ではなく、民主党に政権をゆだねたのだ。民主党は一部に自民党的体質を持った問題の政治家がいるものの、自民党が犯してきた問題をクリアーしようとしている。自民党の犯してきた問題を解決できるまでに成長してきた民主党に反旗を翻して何ができるであろうか。いわんや、自民党を補完する新党というものは、国民が受け入れられるものではない。

 国民は自民党をぶっ壊して、それまでのしがらみをなくそうとした小泉的改革を求めている。小泉的改革が自民党でできないことを感じ取った国民は、自民党に決別して民主党にそれを求めているのだ。

 自民党の犯してきた問題に取り組んで改革をしようとしている民主党にエールを送り、注文をつけ、更なる適切な改革を実現して行くことが、これからの日本の新党に必要なことだ。まず、改革を推し進めるように民主に意見をして、民主の足りないところを国民に訴えて、適切な改革を進めないといけないのだ。反自民、反民主で日本の改革はできない。

 新党が目指すことは、今まで自民党が作ってきたしがらみを断ち切って、表向きはきれい事で、裏で利権がからむ問題をクリアーして、更なる適切な改革を実現し、財政再建を実現することである。景気刺激策と称して赤字国債をじゃぶじゃぶ発行して、そのつけを後世に平気でまわすことは、日本の国債の国際的評価を下げることにつながり、結局自分の首を自分で絞めることになる。それを自民党がやってきたのだ。自民党がやってきたことからの脱却を国民が求めていることを新党に考えてほしいところである。


   

Posted by mc1340 at 00:30Comments(0)TrackBack(0)政治問題

2010年04月01日

ゆうちょ預け入れ限度額に問題あり

 ゆうちょ預け入れ限度額を2000万に上げることになり、民間限度額の1000万を見越して、半国営のもと、国民の預金を吸い上げようとしている。吸い上げた資金を昔の自民党のように、じゃぶじゃぶ使って行こうという問題体質が露呈した。過疎地にも郵便局を維持するためとかのきれい事で、裏では、その金を公共事業とか投資とかに使おうということだ。また、ゆうちょの保養施設でも作って建設業者に儲けさせようとでもするのか。

 この亀井方針をを阻止できない民主党は、自民の古い体質に傾き書けていると云える。この亀井方針で行けば、国民の支持は得られない。小泉改革反対を表明して選挙しても、国民新党の議員獲得数は微々たるものだった。この微々たる国民新党が絶対多数派民主党の脚を引っ張ろうとしているのだ。

 自民党が駄目になったのも、こうした亀井議員の主張のような、表面上はきれい事を並べ、裏では、その金を無駄に使おうという間違った強烈な主張を受け入れたからだ。小泉改革が自民党の抵抗勢力に押しつぶされて、元の自民党体質に戻って、国民から見放され自民党が政権を失うことになったことをよく考えないといけないのだ。民主党改革も結局、自民党の亡霊に脚をひぱられて駄目になって行かないように願いたい。

 小泉改革は、政官業癒着を取り除き、脱自民党体質を目指し、国民の支持を得たのだ。小泉改革を再検討して、更なる脱自民党体質を目指すことが民主党政権に期待されるところである。亀井代表の国民新党との連立は無理である。国民新党や社民党との連立を解消して、公明党とのパーシャル連立を考える時期にきているのかもしれない。
  

Posted by mc1340 at 11:45Comments(0)TrackBack(0)政治問題