2010年04月01日

ゆうちょ預け入れ限度額に問題あり

 ゆうちょ預け入れ限度額を2000万に上げることになり、民間限度額の1000万を見越して、半国営のもと、国民の預金を吸い上げようとしている。吸い上げた資金を昔の自民党のように、じゃぶじゃぶ使って行こうという問題体質が露呈した。過疎地にも郵便局を維持するためとかのきれい事で、裏では、その金を公共事業とか投資とかに使おうということだ。また、ゆうちょの保養施設でも作って建設業者に儲けさせようとでもするのか。

 この亀井方針をを阻止できない民主党は、自民の古い体質に傾き書けていると云える。この亀井方針で行けば、国民の支持は得られない。小泉改革反対を表明して選挙しても、国民新党の議員獲得数は微々たるものだった。この微々たる国民新党が絶対多数派民主党の脚を引っ張ろうとしているのだ。

 自民党が駄目になったのも、こうした亀井議員の主張のような、表面上はきれい事を並べ、裏では、その金を無駄に使おうという間違った強烈な主張を受け入れたからだ。小泉改革が自民党の抵抗勢力に押しつぶされて、元の自民党体質に戻って、国民から見放され自民党が政権を失うことになったことをよく考えないといけないのだ。民主党改革も結局、自民党の亡霊に脚をひぱられて駄目になって行かないように願いたい。

 小泉改革は、政官業癒着を取り除き、脱自民党体質を目指し、国民の支持を得たのだ。小泉改革を再検討して、更なる脱自民党体質を目指すことが民主党政権に期待されるところである。亀井代表の国民新党との連立は無理である。国民新党や社民党との連立を解消して、公明党とのパーシャル連立を考える時期にきているのかもしれない。


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